亀田製菓の『亀田ポテト』、粉末ポテト菓子好きに刺さるの巻

2022年6月26日

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亀田ポテトのパッケージとコンソメ味を皿に盛った写真

おかきと思って舐めてました。これとても好きです。

筆者たしろは生粋のじゃがいも好きで、当然ポテトチップスなどのじゃがいも菓子も大好きです。

そんな中、これ系のお菓子ってなんやかんやおかきメインでじゃがいも感が全然無かったりして、じゃがいもメインな商品に滅多に出会えません。

じゃがいも好きとしては至極残念な思いをしていた中…しっかりじゃがいもを感じる菓子がやってきました。亀田製菓さんがその名を冠する自信作、その名も『亀田ポテト』でございます。

普段食べたもののレビューとか全然しない当ブログですが、久々のヒット商品だったので勢いで綴ります!

亀田ポテトの素敵ポイント

亀田ポテトのパッケージとコンソメ味を皿に盛った写真
開封しちゃってパッケージ上部が汚いのを隠す画角

私がすごいと思ったのは、おかきとポテトが決してどちらかのおまけ要素では無いところです。

パッケージに「お米の亀田が本気で作ったポテトスナック」と表記があるのですが、おっしゃる通り。お見事です。

亀田製菓の「亀田ポテト」パッケージ裏の写真
亀田製菓「本気やで」

米とじゃがいもをお互い打ち消し合うのではなく、相乗効果で見事に素敵スナックに昇華してるなーと感じました。そのポイントは次のとおりでございます。

しっかりとじゃがいも(粉末ポテト)を感じる

まずこれですよこれ。おかきなのに、粉末ポテトの味がしっかりと感じられるんです。

ちなみに

フレーバーが「塩」「コンソメ」「のりしお」の3種類出ているのですが、一番じゃがいもらしさを感じることができるのは圧倒的に「」味でした。
個人的な嗜好ですが、コンソメとのり塩はフレーバーが強めかな…と思いました。

亀田製菓さんが『ポテトスナック』と言い切るだけのことはあります。ポテトスナック名乗っていいです。

亀田製菓の「亀田ポテト」パッケージ裏の原材料名の写真
原材料はご覧の通り

原材料の比率はもち米、植物油脂、ポテトパウダーの順で決してポテトメインではありません。それでもしっかりとポテトパウダーが活かされていて、おかきにポテトを足したのではなく、ちゃんとポテト菓子してました。

ちなみに粉末ポテトってどういうもの?

乾燥したじゃがいもをパウダー状にした食材。他にも以下のような名称で記載されてることが多いです。

  • ポテトフレーク
  • ポテト粉末
  • ポテトパウダー
  • 乾燥ポテト

生のじゃがいもをカットして調理するタイプとは違った風味があるのですが、芋好き筆者は粉末ポテトの独特な風味ももちろん大好きです。

おかきの良さも活かしている

外側はガリッとした歯ごたえですが、中は比較的さっくりです。

めちゃくちゃしっかりポテトスナックなのに、しっかりおかき感もある…てか歯ごたえはおかき全開のガリガリ感です。これがおいしいのですよ。

もち米もじゃがいもも、でんぷん質の多い食材なので親和性はバッチリ。その上で、おかきの食感とポテトの味や風味。両方しっかり引き立てているのがとっても素敵で気に入りました。

成型ポテト系のお菓子とは別ジャンルなオリジナリティ

チップスター、ポテトチップスクリスプ、ポテコの写真
筆者の推し成型ポテトスナックたち

「芋好きで粉末ポテトを感じたいなら成型ポテト系のお菓子食べればいいんじゃないの?」なんて思うところですが、亀田ポテトにはそう思わせない別ジャンルな美味しさを感じました。

いもビギナーキャット

成型ポテト系のお菓子って?

いもアマチュアたしろ

チップスター、ポテトチップスクリスプ、ポテコとか。粉末じゃがいもメインで成型したお菓子のことね!

もちろんポテトだけでいい人は先述した成型ポテトスナックで良いし、私だってそんな気分の時は成型ポテトのお菓子をチョイスしますちなみに上記に上げたお菓子たちは私のお気に入りです

ですが!亀田の米菓子技術と経験の凄さでしょうか、おかきと合わせないと味わえない美味さを見事に作り上げてくれました。

余談:かるじゃがの悲劇

筆者には、乾燥ポテト系のスナックですごくすご~~~く大好きだったのに、リニューアルと同時に一切食べなくなったお菓子があります。

それは江崎グリコさんの「かるじゃが」という商品です。

かるじゃがの絵
買っても食べないので写真調達不可。ゆえに頑張って描きました

公式サイト
かるじゃが | 【公式】江崎グリコ(Glico)

これねー、発売当初はねー、ほんっっとにポテト粉末そのもの!っていうくらいポテト感満載だったんですよ。

発売当初は原材料のトップに乾燥ポテトが来るという、成型ポテトスナックにレベルにポテトメインなスナックでした。発売当初は。

それでいて他の成型ポテトには無いサックリ感と言いましょうか…何とも言えない軽さがとっても美味しかったのです。発売当初は。

ですがある日突然のリニューアル。大好きだったかるじゃがは、プリッツ的な何かに姿を変えてしまいました。

いもビギナーキャット

そんなに違うの?

たしろ

原材料を見たら、リニューアル後は小麦粉メインになってしまいました

かるじゃがが昔のままだったら、粉末ポテト系のお菓子の頂点は不動だったのにな…というしょっぱい思い出語りでございます。

類似のお菓子他にもあるよね?

じゃがいもを使用したおかきっていうのは珍しいですが、これまで一切無かったわけではございません。

たしろ

HORIさんのじゃがいもコロコロなんかは有名ですね

公式サイト
じゃがいもコロコロ | 北海道スイーツのお取り寄せ | 【公式】HORIオンラインショップ (e-hori.com)

筆者たしろも当然食べました。ですが正直じゃがいも感はそんなに感じませんでした。

じゃがいもコロコロの成分表を見ると、生のじゃがいもをすりつぶして使用しており、しかも粉末ポテトよりも生じゃがの方が多いという独特な製法。

だけども残念ながら、「おかきだなぁ」としか思わなかったのです。いや、おかきとしては美味しいんですけどもねあとちょっと混ざってる乾燥昆布が超美味い

考察たしろ

生のじゃがいもだとデンプン質を強く感じるので、ポテトのホクホク感が薄れてるのかな?と思いました

同じようなコンセプトでこの違い…亀田ポテトの方は、本当にもち米とポテトパウダーの比率が素晴らしいです。

おかき風ポテトスナック?ポテトスナック風おかき…?どちらも正解

亀田製菓の「亀田ポテト」パッケージ写真
塩を買い直してから写真取ろうと店に走ったら完売してましたの図

筆者は物心つく頃から一貫してじゃがいも好きで、ポテトチップスやその他じゃがいも系のお菓子は本当に何十年もの間、積極的にいろんな商品を試してきています。

そんな中でこの『亀田ポテト』。実は初めて見たのはもっと前で、初対面の際に私は買うことを控えたのですよ。

諦めたしろ

「かるじゃが」や「じゃがいもコロコロ」での残念な経験から、諦めが勝ってしまっておりました

初対面から数ヶ月して、二度目の再会…なんとなく気分で買ってみたら大当たり。ブログの記事にしようと思うくらい美味しかった、亀田製菓さんの『亀田ポテト』。

乾燥ポテト独特の風味が好きな方や、塩系のおかきも好きという方は同じように気に入るんじゃないかなぁと。

たかがお菓子だけどされどお菓子。筆者の周りには同じ嗜好の方ってあんまり居ないので、嗜好を同じくする人に届けーっ!!という想いで執筆させていただきました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

2022年6月26日

Posted by たしろ